【27卒】北欧留学×体育会からパイロット内定| 「等身大の自分」が評価された就活
〜プロフィール〜
・大学:私立・文系
・属性:体育会・交換留学(北欧)
・内定先:航空(自社養成パイロット)・海運・金融
・志望業界:総合商社・海運・航空
・進路:自社養成パイロット
「等身大の自分」を偽ろうとしたとき、就活は崩れかけた
留学先の北欧で、先輩が総合商社に内定したという知らせを受けた大学2年の冬。「自分も早く動かなければ」と焦燥感に駆られ、夜中のオンライン説明会に参加しながら見よう見まねで自己分析を始めた。
しかし大学3年の春、北欧にいながらベンチャーやメーカーのサマーインターンに自己流で挑んだ結果、ESも面接も無惨な結果に終わった。自分の経験をどう伝えれば響くのか、そのロジックが全く組み立てられていなかった。言葉が上滑りしているのが、自分でも分かった。
7月に帰国し、体育会に入部。ハードな練習と就活の両立が始まった。
月20回の模擬面接——それでも超えられなかった壁
限られた時間の中で、志望業界を「総合商社・海運・航空(自社養成パイロット)」に一本化した。秋以降は、就活仲間と月20回ペースで模擬面接を重ね、五大商社の先輩方へのOB訪問も積み上げた。少しずつ手応えが生まれ、秋冬インターンも次々通過した。
しかし、五大商社の冬インターンで現実を突きつけられる。全国の優秀な就活生たちは、淀みなくフレームワークを駆使して議論を進める。自分はついていくことで精一杯だった。面接練習はどこにも負けないほど積んできた。それでも、インターンでの立ち回りや新規事業立案では歯が立たなかった。
4年生の春、本選考。五大商社2社の最終面接まで進んだが、どちらもあっけなく不合格だった。
スタンスを変えた1週間——等身大の自分で語ること
商社の不合格ショックから抜け出せないまま、翌週には海運とパイロットの最終面接が控えていた。
そこで私は、一つだけ変えた。綺麗に整えた志望動機ではなく、等身大の自分の経験を熱量で語ること。北欧のスポーツチームに飛び込み、体格差という圧倒的な不利の中で最初は全く歯が立たなかったこと。それでも諦めず、地道なコミュニケーションとトレーニングを重ね、少しずつ信頼を勝ち取っていった日々。ただそれだけを、ありのままに伝えた。
その翌週、海運とパイロットの両社から立て続けに内定が届いた。
就活を振り返って気づいたのは、「賢そうに見せようとした瞬間、自分の一番の武器を手放していた」ということだ。あなたの武器は、あなた自身の過去の経験の中にしかない。
後輩へのメッセージ
【1】一人で戦わないこと
月20回の模擬面接も、的確なOB訪問も、信頼できる就活仲間や先輩がいたからこそできた。厳しいフィードバックをくれる環境こそが、最も成長できる場所だ。
【2】周りの優秀さに呑まれず、自分らしさを貫くこと
トップ企業を目指すほど、圧倒的な実力を持つ学生に出会い、自信を失う瞬間が来る。そのとき「同じようなスマートな学生」を演じようとした瞬間、本当の自分の強みは消える。企業はあなたにしかない経験を見ている。
一勝より、一生 —— 目の前の内定欲しさに自分を偽るのではなく、「どう生きるか」を見つめ直してほしい。ありのままの自分でぶつかれば、必ずあなたを必要としてくれる場所に出会える。




コメント