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【内定者の回答例あり】住友商事の志望動機の伝え方とは?

更新日:2023年4月2日

住友商事はグローバルに幅広い産業分野で展開する総合商社です。三菱商事や伊藤忠商事などとともに、5大商社の一つとなっており、就職難易度が非常に高い会社です。


また、応募でESの提出を課さず、テストを通過した学生は全員一次面接を受けられるのが大きな特徴です。


そんな住友商事の選考で重要なのは、企業理念の真意を捉え、住友商事だからこその志望動機を伝えることです。

この記事では、内定者の志望動機をもとに、住友商事の志望動機の伝え方を解説します。


住友商事の志望動機を伝えるコツ


住友商事の志望動機を伝える際は、以下3点を抑えましょう。


入社後の自分自身の価値を伝える


入社後に、住友商事のどのような価値を提供するのか伝えましょう。


志望動機の主軸構造では、他者・地域・世界・などに対してどのような価値貢献をしたいのか、伝えます。

ガクチカとの一貫性を意識しつつ、なぜその価値貢献をしたいと思ったのか、背景や経緯も説明します。


ここで、納得感のある説明ができるよう、自己分析を行い、自身の強みを把握しておきましょう。


結論ファーストで述べることが大切


結論ファーストで述べることは、面接で非常に重要です。


住友商事はESの提出はなく、テストを通過すれば誰でも一次面接が受けられるので、一次面接でのインパクトが重要です。

テストのボーダーラインを通過した学生がまだ多くいる中で、結論ファーストで志望動機を伝えないと、想いが伝わらず、採用担当者の印象に残らなくなってしまうのです。


ESがなく、志望動機を事前に文章化することがないので、はじめて志望動機を聞いた人が理解できる内容か他の人に確認してもらいましょう。


過去の経験と志望動機をすり合わせる


過去の経験と志望動機に一貫性があるか確認しましょう。

住友商事でどのような価値貢献をしたいのか伝える際は、過去の経験をもとに、その想いを持つようになった理由を伝えます。


さらに、自分の強みが住友商事でどのように生きるのか伝える際は、ガクチカで伝えた強みや志望動機で伝えた背景や具体例を意識して構成しましょう。


志望動機の中でアピールすべき点


志望動機の中で以下4点をアピールすると、評価されやすくなります。


企業理念の真意を捉えたアピールは評価が高い


住友商事の企業理念の真意を捉えてアピールしましょう。


住友商事には創業以来、400年にわたり受け継がれてきた「住友の事業精神」をもとにした経営理念があります。

  • 企業使命

健全な事業活動を通じて豊かさと夢を実現する。

  • 経営姿勢

人間尊重を基本とし、信用を重んじ確実を旨とする。

  • 企業文化

活力に溢れ、革新を生み出す企業風土を醸成する


住友商事では、これらの経営理念をもとに、常に変化を先取りして新たな価値を想像し、広く社会に貢献するグループを目指しています。


求める人物像に共感していることを伝える


住友商事が求める人物像にマッチしていることをアピールするのも重要です。


内定は一緒に働きたいと評価されたということです。

住友商事で一緒に働きたいと評価されるためには、求める人物像に合った人材でなければいけません。


住友商事は明確に「求める人物像」を設定していませんが、課題解決能力や課題発見能力がある学生を求めています。

これらに合った強みをアピールしましょう。


社風や人の要素も取り入れられるとベスト


社風やOB訪問で会った社員の人柄などフォーリングの部分もいれるとベストです。


敢えて感情的かつ抽象的な志望動機を伝えることで、ストレートな気持ちや会社に対して抱いている想いを本音ベースで伝えることができます。

OB訪問や会社説明会で感じた社風や社員の人柄、自分が魅力に感じた部分もストレートに伝えてみましょう。


他商社との違いもアピールできるとGOOD


他商社との違いをふまえて志望動機を伝えましょう。


住友商事が展開する事業は、メディア・デジタル事業部門、インフラ事業部門、輸送機・建機事業部門、金属事業部門、生活・不動産事業部門、資源・化学品事業部門の6部門です。

各部門やグループ会社が持つ専門性と、グループ全体での総合力を武器に世界各地で事業を展開しています。


住友商事の特徴は、他の総合商社ではあまりないメディア・デジタル部門を持つことです。

テレビ通販業界シェアNo.1企業やシステム開発からITハード・ソフト販売までカバーするグローバルITサービス企業など様々なグループ会社を保有しています。


ただ、メディア事業に絞って伝えるのではなくOB訪問や企業説明会を通して、自分自身が感じた住友商事ならではの強みを伝えるのがベストです。


住友商事内定者の志望動機を紹介


最後に、実際の内定者の回答例を紹介します。


住友商事内定者の志望動機①


自らの好奇心とそれに伴う主体性により、今ない新たな価値を世の中に提供したいため、総合商社を志望します。

住友商事は人の情熱と誠実さのバランスに惹かれました。

ピアノを通して、勝ち負けに拘るつまり、結果に拘って情熱を持って取り組むことがスキルを上達するには大事であると感じたが、それと共に、歳を取るにつれて、演奏する上で誰かを「思い」誠実に心を込めて演奏することの大切さも学びました。この両輪が私がピアノを通して学んだ今後の人生で大切にしたいことであり、それを最も大事にしている方が多くおられると感じた貴社が第一志望です。


住友商事内定者の志望動機②


世界における日本の地位向上に貢献したい。留学先で経営学を専攻し、米国式の経営方式などを学んでいた。ある授業の教授がトヨタのコンサルタント経験があり、授業で日米の経営の違いを取り上げてくれた。それまで日本式の経営=根回し・稟議書・年功序列等の悪いイメージしかなかったが、その教授によると、「たしかに日本の会社は意思決定がすごく遅い。でも、それまでに色んな話をして徹底的に準備をするから、決定してからは一気に進む。推進力の違いがすごく良いと思った。一方でアメリカの企業は理解度のばらつきとかがあって、止まるケースも多い。」と言っていた。この話を聞いて、単純に日本人として誇らしく思ったし、"生きた経営"を学んで海外で実践したい・日本式の経営をもっと海外に認めて欲しいと思った。これができるのは世界中にネットワークを持ち、経営のポジションに就く機会が多い商社しかない。



 


Prime.N Salon では、就職活動を本気で取り組む学生に向けたオンラインサロンを運営しています。オンラインサロンでは、1対1のメンター制を基本にして、ESの添削や、面接練習、総合商社や総合デベロッパー社員にお話を聞く集団模擬面接イベントなどを行っています。


Prime.N Salon は本気で就職活動に取り組むことで、「就職活動」にも「その後の働く未来」も楽しもうとする学生の参加をお待ちしています!



 






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