★ 流川くん(仮名)
【属性】私立大学・文系学部生・非体育会
【ガクチカ】アルバイト
【内定先】総合商社、広告代理店、総合コンサル
【進路】総合商社
就職活動を本格的に始めた大学3年9月、流川には経営やクリエイティブ職など、将来やりたいことが8つ以上あった。「やりたいことが絞りきれないならとりあえず全部受けてみよう」と、気になる会社全てに応募を始めた。
半年後、総合商社から内定をもらった流川。就職活動を振り返ると、辛いと感じることはあまりなかった。「面接やインターンを通じて、詳しく知らない業界の役員クラスの人と話せることが楽しかった」と振り返る。合わない会社は合わないと割り切る彼の「前向き就活」の軌跡に迫る。
就活を始めた大学3年の秋、行きたい企業が絞りきれない流川は周りの友人が応募する総合コンサルや広告、メーカーと幅広く応募し始める。総合コンサルのインターンに参加し、内定をもらうが、インターンを通じてコンサルは興味が持てないことに気付いた。
語学留学の経験があった流川。戦略コンサルや外資系メーカーにも挑戦してみるが、周りの優秀な学生や英語面接に苦戦し、内定をもらうことはできなかった。しかし、ここでショックを受けないのが彼の長所。自分には合わなかったと考え、気にせずに他の企業に応募を続けた。
その頃、友人の紹介でPrime.N サロンの存在を知る。面接の練習をしようと入会したが、はじめは「回答が論理的なのは分かるけど、機械的で話していて面白くない」と言われることが多かったという。
実際に、模擬面接で面接官役も経験することで、回答に面白みのない学生が多いことに気付かされた。「機械的な回答を1日に何人も聞く面接官からしたら、自分の回答はインパクトがなさすぎる」と考え、一貫して面白い回答を意識するようになった。
面接ではKWだけ用意をして、その場の雰囲気に合わせて回答することを心がけた。ESでも一度作成してから、読んでいて面白いのか確認をしてもらい、相手から見た面白さを追求した。
こうした姿勢が評価され、参加した総合商社のインターン。体育会幹部や他社内定者が多く参加する中、彼はいかに珍しいポジショニングを取るか拘った。インターン が選考の一部であるため、積極性をアピールする人が多い中で、自分の意見を言えるところは言いつつも、周りの進行状況を適宜確認し、全体の整理に努めた。こうしてインターン 選考を通過した彼は、最終面接でも自身の価値観を伝え、内定を掴み取った。
模擬面接によって、回答の質を向上させるだけでなく、就活を応援し合える仲間もできた。模擬面接をしてくれたサロン生とグループを作り、お互いの状況を報告しあった。サロン生に声をかけ、30回以上模擬面接を行い、自分の回答をブラッシュアップさせた結果、掴み取った納得内定だった。
流川は日本の就活を「学生時代、真面目に頑張っていたら報われる、海外よりも対策をすれば評価されるシステム」と語る。エピソードの面白さを意識して模擬面接を繰り返した彼は、起業や体育会経験などではなく「アルバイト」のガクチカでも、対策をすればしっかりと評価されることを証明した。
──就活生に向けてひとこと
就活をするにあたって模擬面接は欠かせません。
面接官役も経験することで、自分の話がいかにインパクトがなく、面白くないか客観的に理解することができます。
縁のない企業もありますが、落ちた時に理由を考えて、あとは自信を持って取り組めば結果はついてきます!
就活は辛いものではないので、楽しんで取り組んでください!
Prime.N Salon では、就職活動を本気で取り組む学生に向けたオンラインサロンを運営しています。オンラインサロンでは、1対1のメンター制を基本にして、ESの添削や、面接練習、総合商社や総合デベロッパー社員にお話を聞く集団模擬面接イベントなどを行っています。
Prime.N Salon は本気で就職活動に取り組むことで、「就職活動」にも「その後の働く未来」も楽しもうとする学生の参加をお待ちしています!
Comments